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鉄道博物館さまへ乗車券用小裁機を寄贈
2024年9月25日

2024年9月9日、弊社で長年にわたり、硬券の仕上げ加工に使用していた「乗車券用小裁機(こだちき) A型/B型」の2機を鉄道博物館さまへ寄贈させていただきました。

鉄道博物館 学芸部/主任学芸員五十嵐様(左)と弊社工場長(右)


小裁機は、大裁機(おおだちき)で作成した短冊状(幅57.5mm)の硬券用紙をA型(縦30mm)またはB型(縦25mm)の硬券サイズに仕上げるために使用します。
 

弊社では、戦後間もない頃から70年以上にわたって使用しておりましたが、老朽化などの理由により、現在は使用しておりません(代わりに汎用的な断裁機を使用して硬券サイズに仕上げております)。

きっぷの製造に関わる歴史が詰まったこの機械を処分するのは避けたかったため、鉄道博物館さまへご相談させていただいたところ、譲り受けをご快諾いただき、無償で寄贈させていただくこととなりました。

今後、弊社の小裁機が鉄道の歴史的研究資料として少しでもお役に立てれば幸いです。