偽造防止

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  1.ギロッシュ
  古くからある装飾パターン（手法）の代表的な技法の一つ。円形状の同心円の間隔の中に、波形模様を複雑で多種の模様を織り交ぜて完成させたものです。偽造防止デザインの中で最も目につくデザイン要素であるギロッシュは、預金通帳や請求書、IDカードやパスポートなど世界中で広く使われています。
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  2.テクスチャー
  「飾り地紋」というデザイン要素でありながら偽造防止の役割を多く含んでいます。多くの繊細な線（ライン）と模様パターンが複雑に絡み合い、細かく表現されていることで偽造を困難にしています。「ギロッシュ」と同様に、現在も多くの証券の下地に使用されています。
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  3.レース
  模様は、1つか2つの連続的に繰り返すデザイン要素で作られているもので、欧米文化では「レース織物」としてよく知られているデザインです。偽造行為をクリアさせないデザイン模様の重要な要素の一つとして位置づけられています。
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  4.マイクロテキスト
  肉眼では確認できないほどの0.2ミリ以内の大きさにすることで、隠された文章を入れることも可能とします。
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  5.バーコード・QRコード・シリアルナンバー
  代表的な「code128」をはじめ様々なバーコードを生成可能です。また、目的に合わせたQRコードも生成することができます。
  シリアルナンバーについても、目的別に通常の「通し番号」をはじめ、「不規則な番号」や「桁数」にも様々に対応、偽造（コピー）の防止にも役立ちます。

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  6.スプリットライン
  コピー（スキャン）後、プリントすると異なる絵柄や文字を浮かび上がらせる効果を持った、特殊な複製偽造防止技術です。従来のドット方式・ライン方式よりも複雑な形状により、コピーガードとして大きな効果が得られます。

模造防止（高級品のパッケージ・ホルダー）での使用

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  7.エングレービング
  美術品や工芸の一貫として広く使われていた彫刻の技術を、紙上で表現したデザインです。具体的には線を細くしたり、太くしたりして彫刻したかのように表現いたします。
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  8.リフラクション
  結晶のような模様が浮き出る印象を与えるいわゆるエンボス模様です。線の方向や太さ・間隔を変えることによって、特に箔押しではホログラムに似た効果を生み、デザイン的にも高品位な商品として効果を発揮します。タバコや酒・薬などのパッケージ・工芸品などで見られます。
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  9.ロックオープニング（真贋判定での使用）
  特別な網点フィルムをイメージに重ね合わせて、「特定の隠されたイメージ」を浮かび上がらせる「模造品」対策用として使用される真贋判定機能です。

特殊効果（ブランド・アート系商品）での使用

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  10.レリーフ
  デザインされる模様は、線画模様やデザインパターンであるカーブの集まった平面的な背景から作られ、まさに彫刻で作られたようなレリーフ（浮き彫り）模様を再現することが可能です。
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  11.ラスタライズ
  対象となる画像を、このソフト上で網点化（AM/FM化）することで複製困難な絵柄を得ることができる技術です。
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  12.ラテント
  画幅と方向を異なる罫線で交差させることで文字やイメージを隠す効果があります。